大仏鉄道跡を歩く(2)と奈良少年刑務所跡 (木津川市・奈良市)

◆ 実施日 :2019年10月23日(水)◆天気:晴
◆ コース :梅美台バス停 → 鹿川隧道 → 国境食堂(昼食)→ 黒髪山トンネル跡 → 奈良少年刑務所跡 → 植村牧場 →
       → 大佛鐵道記念公園 → JR奈良駅
◆ 懇親会 :JR奈良駅前 「贔屓屋(ひいきや) 奈良本店」
◆ 参加人数:15名

今回のハイキングは、「大仏鉄道跡を歩く」のパート2です。前回は2018年10月に加茂駅から梅美台西バス停まで歩きましたが、その続きで梅美台からJR奈良駅までのコースでした。しかし、今回のコースでは大仏鉄道跡の見所が少ないことから、奈良少年刑務所跡や植村牧場、奈良地方気象台跡の見学も加えられました。秋晴れの好天に恵まれ、すがすがしいハイキングでした。
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松谷川隧道
前回の終点、梅美台西バス停の近くにある松谷隧道を再度見学しました。前回とほぼ同じ写真を掲載していますが、カメラ・レンズは前回と違います。
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鹿川隧道へ向かう
コスモス畑があればと期待していましたが残念ながらありませんでした。ほんの少しあったコスモスを手前に入れたハイク風景です。
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鹿川隧道
今回のコースで大仏鉄道跡として見れたのはここだけでした。しっかりした造りの隧道で、今でも健在でした。案内に記載されている「黒髪山トンネル跡」は、トンネルの山が切り取られ広い道路となっていますので当時の面影は全くありませんでした。
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国境食堂
今回の昼食はこの「国境食堂」。かなり知られているのか平日なのに満員。運転手らしき客が多く、各品の盛が多いのが特徴の食堂でした。
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奈良少年刑務所跡
1908年(M14)に完成した築100年を超えるなレンガ造りの建物です。設計したのはジャズピアニスト山下洋輔さんの祖父で、監獄建築家そして司法省(当時)に務めていた山下啓次郎さんです。老朽化のため2016年度末に閉鎖されていますが、3年後には資料館などを併設した国内初の「監獄ホテル」に生まれ変わることが決まっているそうです。重厚な正門から中には入れませんが、門扉の隙間から中をのぞくと、レンガ造りの立派な建物が見られます。
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植村牧場
こんな街中に牧場?と思いきや牛舎があり、山羊がいました。牛舎の屋根に牛のモニュメントがあったのが印象的。皆さん、新鮮な牛乳のソフトクリームを頂いていました。
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大佛鐵道記念公園
この記念公園は、「大仏駅」の跡地だそうです。
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奈良地方気象台跡
坂の登り口にフェンスがあり中には入れませんでした。
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木津南配水池の給水塔
出発点の梅美台から少し歩いたところで、右側にちょっと変わった異様な建物が目に付きました。「木津川市上水道・木津南配水池」と書いてありましたが、レンガ造りで螺旋上に階段が付けられている給水塔だと思われます。撮影していると、背景の青空に急速に「すじ雲」が発達して立ち登ってくれ、なんとなく「バベルの塔」を連想させてくれました。
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バベルの塔⁈
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