裏庭のカシノ木にヒヨドリが巣を作りヒナが4羽生まれていました。二階の窓から2m位の距離なので、驚かさないようにカーテンを閉め、カーテン越しに時々観察(撮影)をしました。親鳥は、約30分毎に、セミ・トンボ・カナブン等の昆虫や、「ヤモリ」「トカゲ」を捕ってきて給餌していました。
ヒナの食欲は旺盛で、ヤモリなど1匹を丸呑みにします。それだけに成長は早く、生後6日~7日目には巣立ちできるまでに成長していました。

生後2日目位、まだ目は見えていない  生後7日目、巣立ち直前

7日目の夕方、一番成長の早いヒナが突然巣から飛び降りました。足を踏みはずし巣から落ちたのではと思い、ほっておいたら野良猫やカラスにやられるのではと一度巣へ戻してやりました。ところが、2~3分後に再び飛び降りてしまい、さらにもう1羽も飛び降りてきました。どうやら、これがヒヨドリの巣立ちなのでしょうね。まだ充分に飛べないのにかなり無謀な巣立ちです。親鳥は大きくさえずって、しきりに安全な物陰に誘導しているように見受けられました。(巣に戻してやったのは、余計な御世話だったようです)
最初に飛び降りたヒナ           末っ子のヒナ (翌日巣立つ)

8日目の朝、残りの2羽のヒナも無事に巣立ちしました。ヒナはまだ自分で餌が捕れないので、
親鳥は分散したヒナにせっせと給餌していました。
親鳥の愛情を感じさせる感動の一場面

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